都市計画税は年間いくら?5,000万円中古マンションを購入した夫婦の実体験。固定資産税との違いは?

都市計画税は毎年いくら? 住宅・ローンのこと

こんにちは。夫より年収が高い妻のぽちみんです。

うちは夫婦2人暮らし、世帯年収はおよそ1,100万円です。
内訳はざっくり夫が350万、私が750万円くらい。

私たちは3年前に5,000万円の中古マンションを購入し、それからは毎年固定資産税と都市計画税を支払っています。

ぽちみん
ぽちみん

恥ずかしい話、マンション購入してからもしばらく「固定資産税」も「都市計画税」も存在を知らず、突然振込用紙が自宅に届いてびっくりしました!笑

この記事では特に都市計画税とは何なのか、5,000万円中古マンションを購入した我が家の場合でいくら支払っているのかを実体験で紹介します!

都市計画税ってそもそも何?

都市計画税は住んでいる都市の発展や環境維持のために支払う税金で、
市街化区域に土地や建物を所有している人に課されます。

税金の用途は決まっていて、道路・水道・公園などの公共施設の整備や、土地区域整理などに使われます。

毎年1月1日時点に市街化区域に土地や建物を所有している場合に、4月からの1年間分の都市計画税の支払い義務が発生します。

都市計画税がかかる地域とかからない地域

都市計画税がかかる「市街化区域」ってなに?具体的にどこなの?と気になりますよね。

市街化区域とは

都市計画法で指定されている都市計画区域のひとつで、「すでに街の整備が進められて市街地になっている区域」と「おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街地として整備を図るべき区域」に当てはまる区域。

ぽちみん
ぽちみん

市街化区域は、ざっくりいうと住宅や店舗が立ち並んだ比較的賑やかな地域といえます。

では具体的にはどの都市が当てはまるのかというと、一覧のようなものはありません。

各自治体が「都市計画図」というものをネットで公表しているので、検索してみてください。
もしくは役所の担当部署に直接尋ねても教えてもらえます。

私は他にもネットで色々検索してみましたが、MapExpertというサイトがとても便利でした!

例えば「東京都中野区」を指定すると、青い箇所が市街化区域だということがすぐに分かりました。

引用:MapExpert|東京都の市街化調整区域(2022年版)を2025年6月2日に閲覧

調べたい地域がある場合はぜひ使ってみてください。
ただし最新の情報ではない可能性があるので、正確に知りたい場合は自治体が公表している情報を見てみてくださいね。

都市計画税は固定資産税とはどう違う?

都市計画税は固定資産税と同じタイミング・同じ封書で納税通知書が届きます。
そのため混同しやすかったり、都市計画税もまとめて固定資産税だと思っている方もいるかもしれません。

なので、都市計画税と固定資産税の違いを分かりやすく表でまとめてみました!

都市計画税 固定資産税
税の種類 地方税(市区町村に納める) 地方税(市区町村に納める)
普通税か目的税か 目的税(使い道が定められている) 普通税(使い道が定められていない)
税金の使い道 都市計画・街の整備に使う 自治体運営のため広い用途で使う
課税対象となる資産 市街化区域内に所有している土地・建物 所有している土地・建物・償却資産
税率 0.3%まで 1.4%が基準

都市計画税は固定資産税と同じく地方税ですが、都市計画税の場合は税金の使い道が限定されています。また、土地や建物が市街化区域内に無い場合は都市計画税の課税対象にはなりません。
税率は固定資産税の4分の1ほどと税率も異なります。

固定資産税についてはこちらの記事⇩でより詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

都市計画税はいつどうやって支払う?

都市計画税は、毎年4〜5月ごろに自宅に納税通知書が届きます。
納税通知書は都市計画税と固定資産税が合算された状態になっているので、都市計画税は固定資産税と同じタイミングで支払います。

最大4回まで分割して支払うことができ、納税通知書には4回分の支払い用紙が同封されています。

ぽちみん
ぽちみん

例えば納税額が120,000円なら、30,000円の支払い用紙が4枚入っています!

4枚の支払い用紙にはそれぞれ支払い期限が設けられています。
自治体によって違っていて、6月・9月・12月・2月だったり、5月・7月・1月・2月だったりします。

分割納付する場合にはそれぞれの締め切りまでに支払いを済ませましょう。

都市計画税は、口座振替・現金払い・クレジットカード・スマホ決済アプリなど、支払い方法を選べる

都市計画税は、自治体によって複数の支払い方法を選べます。

口座振替

支払い時期になると銀行口座から自動でお金が引き落とされる方法。
一度設定すると勝手に支払いがされるので、支払い漏れを防ぐことができます。

現金払い

銀行やコンビニで現金で支払う方法です。
自宅に届いた支払い用紙を持って窓口に行きましょう。

クレジットカード

オンラインでクレジットカード決済をします。
コンビニ窓口などではクレジットカード払いはできません。

基本的に決済手数料がかかりますが、クレジットカードのポイントも貯まるのでどちらが得かを事前に確認しましょう。

スマホ決済アプリ

PayPay・LINE Pay・楽天ペイなど、一部のスマホ決済アプリで固定資産税を支払えます。

決済手数料がかからず、各サービスのポイントが貯まるのでお得です!

都市計画税はどうやって計算される?

都市計画税は一般的に以下の式で計算されます。

都市計画税の計算式

①固定資産税評価額(課税標準額)× ②0.3%

①の固定資産税評価額は、土地や建物をそれぞれ評価した金額のことで、都市計画税や固定資産税を決める際の基準になります。
この金額は各自治体で土地ごと・建物ごとに決定しているもので、3年に1回見直されます。

マンションの場合は土地と建物に分けて考えますが、土地は「地価公示価格等 × 70%」、建物は中古の場合は築年数ごとに経年原価補正率(※)に応じて下がっていきます。

②税率は自治体が決められますが、0.3%が上限です。

経年原価補正率とは

建物は年数経過によって価値が下がるため、それを固定資産税評価額に反映するための率です。例えば1年目では0.9579の補正率は5年目では0.8569まで下がります。
(参考:法務局|経年原価補正率表

非木造建物の経年原価補正率はこちらです。
一般的な鉄筋コンクリートのマンションはこちらの補正率が当てはまります。

経過年数 補正率
1年 0.9579
2年 0.9309
3年 0.9038
4年 0.8803
5年 0.8569
6年 0.8335
7年 0.8100
8年 0.7866
9年 0.7632
10年 0.7397
11年 0.7163
12年 0.6929
13年 0.6695
14年 0.6460
15年 0.6225
16年 0.5992
17年 0.5757
18年 0.5523
19年 0.5288
20年 0.5054
21年 0.4820
22年 0.4585
23年 0.4388
24年 0.4189
25年 0.3992
26年 0.3794
27年 0.3596
28年 0.3398
29年 0.3228
30年 0.3059
31年 0.2916
32年 0.2774
33年 0.2631
34年 0.2488
35年 0.2345
36年 0.2294
37年 0.2243
38年 0.2191
39年 0.2140
40年 0.2089
41年 0.2071
42年 0.2053
43年 0.2036
44年 0.2018
45年 0.2000

引用:法務局|経年原価補正率表

ただ、固定資産税評価額を自力で計算するのは素人ではかなり難しいです…!
納税通知書を見たり、役所で固定資産評価証明書を発行してもらうと正確に確認できますよ。

都市計画税には軽減措置がある

都市計画税の「土地」の部分の税金には軽減措置があり、条件に当てはまる場合には税が安くなります。

土地の軽減措置

居住用の建物が建っている土地の場合は減税が適用になり、マンションもその対象です。
減税の割合は土地の面積によって変わります。

マンションの場合は部屋の平米数ではなく、マンション全体の土地の持分で見ます。
土地の持分は固定資産税の納税通知書や登記簿に記載されているので確認してみてください。

土地の軽減措置
面積 減税率
200㎡以下の部分 3分の1
200㎡超の部分 3分の2

土地の固定資産税については、「固定資産税評価額(課税標準額)× 0.3%」の式に、
土地の持分のうち「200㎡以下」の部分は3分の1を掛けて、「200㎡超」の部分は3分の2を掛けるということです。

ぽちみん
ぽちみん

一般的なマンションの一室であれば、ほとんどのケースで持分は200㎡以下だと思います!なので土地の固定資産税は3分の1になると考えて良いでしょう。

5,000万円中古マンションを購入した我が家の都市計画税は…

都市計画税の計算方法が分かったところで、
5,000万円中古マンションを購入した我が家の都市計画税をシミュレーションしてみます。

納税通知書で確認したところ、我が家の土地の固定資産税評価額は約500万円、建物は約900万円でした。

ぽちみん
ぽちみん

5,000万円で購入したマンションの評価額が土地と建物合わせて1,400万円ってびっくりしますよね。笑
でも前述の通り、固定資産税評価額は物件の売値とは全く関係ない計算方法で出されているので大丈夫です!

先ほどの式に当てはめると…

(500万円 + 900万円)× 0.3% × 1/3 = 14,000円

計算方法は、土地と建物の固定資産税評価額の合計に税率を掛けた額を、軽減措置により1/3にします。
というわけで、今年は14,000円の都市計画税を支払いました!


5,000万円中古マンションを購入した私たち夫婦の都市計画税は、14,000円でした!

都市計画税は市街化区域に家を所有している限り支払いが続くきます。
仮に私が残りの人生50年をこのマンションに住み続けたら、14,000円×50年=700,000円を生涯で支払うことになります。
結構な金額になりますね…!

私たちは固定資産税や都市計画税のことをよく知らずに住宅購入に踏み切ってしまいましたが、
それでもマンション購入してよかったと思っています。

賃貸より持ち家!」という個人的な意見を書いた記事もあります。よかったらこちら⇩もご覧ください。

少しでもこの記事の情報がお役に立てると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました🥹